上手にパッキングをして旅を満喫しよう！便利グッズも紹介

楽しい旅行は、準備の段階から始まります。どこを訪れるか予定を決めたり、滞在するホテルを予約したり…。旅行前はワクワクする一方で、どうしても荷造りやパッキングが苦手という方は多いのではないでしょうか？

荷物のサイズや重さは移動時の快適さを左右するため、上手なパッキングは楽しい旅には欠かせません。この記事では、スマートに旅支度を住ませるためのポイントを解説します。ぜひ参考にしてみてください。

パッキングとは何か

「パッキング（packing）」とは、荷造りをしたり物体や液体を輸送できるように容器を詰めるたりする行動を意味します。つまり、今回紹介する旅行シーンでのパッキングは、旅先に持っていく荷物を、スーツケースやバックパックに詰める作業を呼びます。

パッキングの基本ポイント

まずはパッキングの前に知っておきたい基本ポイントを3つ紹介します。これらを頭の片隅に入れた上で、パッキングする物を選びましょう。

本当に必要なものだけを詰める

「念の為」と考えてパッキングしたものの、結局使わなかったという経験はありませんか？パッキングの基本ポイントの1つ目は、必要なものだけを詰めることです。緊急事態を予測するとつい不必要な物も持っていきたくなりますが、最悪の場合は現地でも大半の物は購入することができると頭に入れておきましょう。

持ち物をリスト化し書き出してみると、必要なものを見極めやすいです。基本的に、普段の生活で使わないような物は持っていかなくて良いと考えると良いでしょう。

旅行先のアメニティを調べる

パッキングを始める前に、宿泊先で無料提供されているアメニティを確認しましょう。特に、シャンプーやボディソープなど容器に入っている物はかさばりやすいです。アメニティで代用できるものは持参する必要がないので、置いていきましょう。また、ヘアドライヤーや変換プラグといったスペースを要する物も、事前に確認をすると良いでしょう。

お土産を入れるスペースを残す

お土産購入を旅の楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。箱に入っているお菓子などはかなりスペースを取るので、旅行中に購入したお土産を入れるスペースも残しておきましょう。

スーツケースで出かける場合、片面に荷物を詰めて片面はお土産用に空けておくくらいがちょうど良いです。

種類別パッキング方法紹介

それでは、アイテムの種類別にパッキング方法を紹介します。今回紹介するアイテムは、

移動中に使う予定のアイテム
衣類
化粧品
壊れやすいもの

です。ぜひ参考にしてください。

移動中に使う予定のアイテム

ポケットWifiやガイドブック、カメラといった移動中にも使う予定のアイテムは、取り出しやすい位置に入れるようにしましょう。スーツケースの場合は開けてすぐに取り出せるように上の方に、バックパックの場合は小さなポケットに入れましょう。

衣類

衣類のパッキング方法は、2つあります。1つ目は、くるくると衣類を巻いてパッキングする方法です。特にTシャツやセーターは巻いてパッキングすれば、無駄なスペースを取りません。2つ目のたたみ方は、丁寧に畳んで重ねる方法です。できるだけ面積を大きく、薄く畳むとシワになりづらいです。

また、衣類はできるだけシワになりにくい素材のものを選びましょう。コットン素材よりもポリエステルやナイロン素材の衣類の方がシワになりにくいので旅行に適しています。

化粧品

化粧品は、旅行収納ポーチを活用しパッキングするのがおすすめです。化粧品のように小さな物がバッグの中でぐちゃぐちゃになってしまうと、旅行中のストレスの要因となってしまいます。収納ポーチならパッと見て何がどこにあるかが分かるので、整理整頓が苦手な方でも使いやすいです。

また、化粧品をパッキングする際は、試供品を積極的に活用しましょう。特にファンデーションや日焼け止めといったスペースを要する物は、コンパクトな試供品で代用するのがおすすめです。

壊れやすいもの

ドライヤーやコテなどの電子機器は、そのままスーツケースやバックパックに入れると破損してしまう可能性があります。これらの壊れやすい小物は、スーツケースや鞄の中央に入れましょう。タオルや風呂敷などの緩衝材となるもので包むと安心です。

パッキングに関する便利グッズの紹介

パッキングに使える便利なグッズを紹介します。これらのグッズを活用すれば、旅行前はもちろん、帰宅時のパッキングもスムーズに行えます。

圧縮袋

冬服のパッキングには、圧縮袋の活用がおすすめです。Tシャツやスカートは上の章で紹介したように畳み方を工夫することで上手にパッキングすることができますが、冬服のコートやアウターはかなりかさばります。そんなときは圧縮袋でコンパクトに小さくしてしまいましょう。

また、かさばりやすい生理用品や赤ちゃん用のおむつにも圧縮袋が活用できます。

ランドリーネット

ランドリーネットは、靴下や下着などバラバラになってしまいやすい物を入れておくのに便利です。また、旅行先で着た服をランドリーネットにまとめておけば、帰宅後はそのまま洗濯機に入れるだけでOK。安く購入ができるのも嬉しいポイントです。

収納ポーチ

収納ポーチは、「トラベルポーチ」とも呼ばれます。旅行に必要な小物やメイク道具、下着などをスッキリと収納することができます。スーツケースやバックパックの中から取り出しやすく、どこに何があるのか一目で認識できます。収納ポーチを選ぶときは、素材・サイズ・ポケットの種類と数を参考に、ご自身にあったものを選びましょう。

固形石鹸類

お出かけ先でも自分のお気に入りのシャンプーやコンディショナーを使いたい人には、固形シャンプー・固形コンディショナーがおすすめです。必要な量だけ切って持ち運べるので便利。さらに液体でないので機内持ち込みもOKです。

荷物をコンパクトにするアイデア

最後に、荷物をコンパクトにするアイデアを3つ紹介します。

身近なものを活用する

上で紹介したような便利グッズは、すでに家にあるという方も多いのではないでしょうか。身近なものを上手に活用することで、荷物をコンパクトに詰めることができます。また、洗濯ネットや収納ポーチは100均など身近なお店で購入することができます。

着回しできる服を選ぶ

パッキングをする際に最もかさばるのは衣類です。着回しできる洋服を選べば、荷物を大幅に減らすことができます。リバーシブルの洋服や、ボタンを留めても上から羽織っても着られるシャツが着回しにおすすめです。

カジュアルドレスも1着持っていると、ドレスアップしたいときに便利です。

ホテルのランドリーサービスを活用する

ホテルのランドリーサービスを利用すると、持っていく服の量をぐっと減らすことができます。ランドリーサービスの使い方は館内ガイドに書かれていますが、多くの場合は専用の袋に入れてベッドの上に置いておくと、夜には洗濯が完了し返ってきます。もちろん若干の費用はかかりますが、荷物を減らすという目的では上手に利用するのがおすすめです。

また、館内にコインランドリーが併設されている場合、自分の洗濯粉を小さな包に入れて持っていけば、安く洗濯を済ますことができます。