お花やハーブに特別興味があるわけでもなく、香りなど自分の辞書にはないわ･･･のはずの私がアロマと出会った訳。

会社を立ち上げたときでした、３人で始めた会社は、ちょうどゴールデンウイーク前であった事もあり、連日睡眠時間は３時間を切るほど、仕事に追われておりました。１年間、全く休みなしで日夜働き続けた結果は、３人とも身体にダメージがきておりました。一人は体力が続かず、退職せざるをえなくなり、一人は県指定の特定指定病を患ってしまいました。

西洋医学ではすでに打つ手がなく、民間療法に一縷の望みをたくしている状況でした。その民間療法は特殊な大変高価なお水を摂取する方法でしたが、何気にそんなお話を、当時私が所属していた女性経営者の会のメンバーにお話すると、なんとその方が同じお水を無料で作ってくださるというのです。

水の話に単を発し、私がこれまでの人生でとても不思議に思っていた出来事をその方はつぎつぎに解決してくださるお話をしてくださいました。すべてが、本当にポジテイブな考え方で、どうしたらこんな考えを持つことができるのだろう。と伺ってみると、ホリステイックアロマセラピーを学んでいるからだと教えてくださいました。

会社を経営していると、当たり前の事ですが、すべては自分の責任であり、だれも方向性などおしえてくれません。どこかで、だれもが自分の柱をもっていたいと思っていることと思います。歴代の米国大統領には常に専属の占星術師がいたとか、経営者に信仰のあつい人が多いのも、理解できる気がいたします。大げさに言えば会社のありようの根底の考え方を、アロマで学ばせていただいていると思います。

かくして、当初は病克服のための一助だったはずのアロマは、すっかり日常のもの、なくてはならないものとなっていきました。