2014年1月11日(土)深夜
静岡から1台のバスが西へ向かって出発した。 これは富士市に本社を置く「レイライン」が企画した
“お伊勢参り・早朝参拝ツアー”である。
このレイラインは、これまでもそうであるが変?妙な企画を計画する旅行社である。
今回は「伊勢神宮・式年遷宮には行きたいけど時間のないあなたへ!」謳い文句に販売されたツアーで
昨年10月2・5日、内宮・外宮で伊勢神宮式年遷宮が行われ、
今なら『新宮・旧宮両宮を見ることが可能』(式年遷宮は20年に一度であるため、次回この光景でお詣り出来るのは2023年)であり、
早朝詣は『御利益も大きい』と、地元の方は当たり前にされている事、
渋滞もなく、人混み、長い行列で参拝する事もなく、車中「新年会」もできる・・(これが一番かも)。
一石五鳥!?のツアーである。
またしてもやってくれましたね!レイラインさん・・・ と云うことで、抜擢された添乗員はミャンマー帰りのKomiさん。
ミャンマー仕様の身体に鞭打っていざ出発。
バスに全員乗車すると同時に、後ろの席で新年会が始まる。
深夜なのに良く飲む事・食う?事・・・本当にこれで大丈夫だろうか??
さすがに刈谷PAを過ぎてからは消灯。時は明けてAM1:00過ぎ。
高速最終PAで時間調整【朝3:00】
普段は殆ど車無し、さすが式年遷宮・初詣の影響でしょうか?
朝、5:00前に外宮(豊受大神宮)到着。
ここからは超ベテラン伊勢案内人(当社企画の為に早朝から本当にご苦労様です。)
誘導のもと、伊勢神宮詣りの始まりです。
まずは、みなさん俗世界から聖なる空間に入るために「手水舎」で心身を清め。
【写真は・・訳ありなため ぼかしております】
第一鳥居
外宮の旧宮へ。 昨年10月5日にお引越し、現在は開門してるしてるが内には何も無し。
前を通りすぎ。正宮(新宮)にてお参り。
その後。外宮の第一別宮・多賀宮、土宮、風宮と参拝後バスに乗車。
途中、ちまたで「パワースポット」と言われている所も紹介してくれました。
これから内宮へ移動です。
~外宮・内宮編~
1月12日(日)
外宮(げくう)参拝後、内宮(ないぐう・天照大御神)へ。
朝6:10内宮、駐車場到着。 この時間にも関わらず、疎らではあるが参拝者が出始めて来た。
宇治橋の上は霜が降りたままの状態
外宮の暗がりより、薄ら明けて来たこの時間帯の方が寒さを感じる。 (一日の内で一番冷え込むのは日の出直前であるとよく耳にしますね。)
宇治橋を渡りきった左端下にシャッターポイントが有ることをガイドさんが教えてくれた。 ~よくパンフレットに使用されるポイント~
手水舎を右手に(外宮は左手)眺めながら、内宮では五十鈴川の御手洗場で清め
これから御正宮へと思いきや右手に折れ「滝祭神」へ
地元の方は必ずこちらを参拝してから正宮に参るとの事、一般参拝の方は立ち寄る事は殆どないようです。
滝祭神では「住所・氏名・お願い事の内容」を申し上げて、 滝祭大神が天照大御神、その他の神々に連絡を取るそうで、所謂「受付」の役割をしていると言うことでした。 <ガイドブックに載っていないポイントです>
皆さんもこちらでしっかり受付を済ました後、御正宮へ。 昨年の10月2日、手前の敷地内新宮にお移りになりました。
~敷地内は撮影禁止のため階段の下から~
待つことなく参拝。 その後、御稲御倉(正殿のミニチア版・神明造り)、外幣殿(宮大工の技、年月と共に上から重みで隙間がなくなる)荒祭宮(第一別宮)を参拝。
途中「匠の技」の説明を聞く事ができた。 伊勢神宮へは数え切れない程来ているが、こんなに(文字にしていない事がまだまだありますが)勉強になった事はなかった・・・感激(添乗員が感激しててどうする!)です。 ガイドさんに感謝です!!
~関宿・おいしいもの編~
朝8:10 内宮参拝も終了。
内宮前の「夢桜」にて七色朝がゆの朝食を頂く。
~曜日によってメニューが異なる~
その後、おはらい町・おかげ横丁で自由散策。
この時間(AM9:15)でこの賑わい。 おはらい町でこんなコンビニも見つけました。
帰る頃には、宇治橋はこの人出
人混みを横目に内宮を後にする・・・。
道中、東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている歴史的な町並みが残る「関宿」に立ち寄り、
散策後、「会津屋」にて昼食。
竈で蒸したとても美味しい「おこわ」を頂く。
すべてここまで予定通り。 駐車場の横にある「足湯」につかり、komiさんは昨夜からの振り返りとこの後の行程を模索していたのであった・・・。 あとひと踏ん張り!!
今回のツアーは、すべての流れが順調で渋滞・混雑も無く、予定通りの時間ですべが終了。
みなさまお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
次回も、おもしろいツアーを考えますのでご参加下さいね!! よろしく・・・。
by komi
今回の伊勢ツアー参加いただいたKさんの人気ブログにも本ツアーご報告が掲載されています。ご覧下さい。 ためいきおじさん風鈴日記