こんにちは、小松みゆきです。
HPのリニューアルは大変です。過去のデータのお引越し等々、やっと落ち着いてまいりました。おかげ様で、リニューアル後は弊社のホームページをお訪ねくださるかたも増えてまいりました。ありがとうございます。
私のページも頂きましたので、折々に書き込みさせていただきます。今後ともどうぞよろしくおねがいいたします
昨日は東京で半年間の某勉強会の最終授業。最後は盛り上がって懇親会続き、始発の電車帰りとなりました。そろそろ帰省のラッシュ。始発の新幹線といえどあなどれないと、おもわず指定席を予約してしまいましたが、おりからの台風の影響でしょう。返って指定席のほうが混んでおりました。
今年は台風が多そうですね。今回の台風は速度も遅く、四国・中国地方のみなさまには沢山の影響がでているようです。被害にあわれた皆様方へお見舞い申し上げます。
さて、天候と旅・・・きっても切り離せない重大要素です。
今回も台風の情報に早々と予定をキャンセルされたお客様もありました。本日帰省予定で予約を頂いていたお客様は、若干の遅れはあったものの・・無事ご出発されたようでほっとしております。こんな日はできるだけ会社にスタンバイしているようにしております。
こんなに日にいつも思い出す出来事があります。
この業界に入ったばかりの新人のころ、北海道へ添乗に行き、帰りに飛行機が飛ばない!という事態に遭遇しました。霧が深くて視界不良。45名、お客様満席のバスを空港入り口にまたせ、走って航空会社カウンターへ。
並ぶ顧客の間をぬって(こういうときは、必死です)航空会社職員に状況確認。「あの~」「あっ、添乗員さん、どこの会社?全便欠航ですから・・。羽田から飛行機がとんできませんので、待ってもらってもだめです。ホテル決まったら連絡ください、明日の振替え便、きまったら連絡します」そう言って、札幌のホテルリストを渡され、「はい、次の方」おっと・・考えるまもなく近くの公衆電話へ走る。(当時は携帯・・なんてないですから)実は、わたし当時国内の手配業務を担当していたので、地理が頭に入っておりました。そして、こんなときに融通をきかせてくれそうなホテルも・・・(当時の上司が厳しかったので、徹底的に仕込まれてましたから)・・。1軒目満室。2軒目でOK。航空会社にホテルを伝え、バスへ戻ります。ガイドさんもドライバーさんにも恵まれていて、ガイドさんがお客様にお待ちいただく間しっかりなごませてくださってました。
お客様に状況を説明し、本日のおとまりと明日の空港までの交通費がご本人負担になることをお伝えし、了解いただきました。
なんかスムーズみたいですけど、本当はどきどきで、この不安な気持ちをさとられてはいけないと空港からホテルまで、無理をおねがいしたバスの車内では、気分転換に歌合戦と盛り上げ、ホテルチェックイン。明日の空港行きのバスの予約を終えて、会社へ連絡するのも非常連絡先の部長に掛けてしまう始末。札幌支店の課長が心配してホテルへ来てくださったときは、ほんと緊張の糸がきれて泣きそうでした。(こんなうぶな時代もありました)
こんな緊急時を一緒にすごしたお客様。いかにも新人の走り回る姿に心配だったことでしょう。その後何度か、あんたと一緒に行きたいとうれしい言葉をいただいて、ご一緒させていただきました。お元気でおいででしょうか?
そういえば、帰ってきて添乗報告した上司に言われたっけ、「おまえはいいなあ。おれなんてこの仕事30年もやってるけど、一度も天候不良なんてあったことない。うらやましいよ」
・・・・・???