今回は、今、東南アジアで最も暑い・・いや熱い国・・って気温じゃないですよ。
日本人の移住や長期滞在、語学留学など、ホットなニュース満載の国、マレーシアへ。ダイビング居酒屋「タイガー」様のお得意様ご一行のご案内です。
・・・て実は、私の両親&親戚一同とご友人。超・私的にちかい旅友案内で申し訳ございません。とはいえ、身内ほどこわいものなく、百倍気もつかいます。はあ~。20年以上前から、プライベートで両親・叔父叔母と旧正月直前に香港へ買い物&おいしい物を食べに行く、年一回の年中行事も・・香港の返還と、祖父母の介護、身内の病気と、すっかり旅離れしてひさしいところ、突然海外旅行へ行こう話が復活、久方ぶりの親戚ツアー再開となりました。大病を患い、リハビリでなんとか身体の機能も復調した叔父叔母。これまで旅などしたこともなく、ひたすら家族の為に仕事に励み、定年退職をして、はじめて海外旅行へいく叔父。
パスポートを所持するも、旅に行く気分ではないと、ずっとタンスにしまい込んでいた両親。
それぞれの思いの中での旅は、出発前からおおわらわ・・・
私も、はじめて海外旅行をするお客様の気持ちや、旅に出る際のお客様の期待感といった思いを近くの身内の姿をみながら、あらためて感じさせて頂き、新たな思いをもって手配をさせていただいていました。
静岡の田舎では、成田空港までがまず大仕事。JRでも間に合うのですが、乗り換えが年配向きではないので、バスにて空港・・・これが一番搭乗手続き後は、出国審査、ゲートへ向かいます。
みなさんご存じでした?第2ターミナルのシャトルってなくなったのを・・・。マレーシア航空機は、いっちばんはしっこのはしっこゲートからの搭乗で、チェックインカウンターまで歩いて30分かかるといわれたのは、あながちうそではなく・・・遠い~~~。
みなさま、ご注意くださいませ・・・。このところほとんど羽田と名古屋、たまの成田第一ターミナル。ご無沙汰してます大
さん。
さて、空路、マレーシアの首都クアラルンプールをめざします。クアラルンプール国際空港は、森の中の空港・空港の中の森 をコンセプトに、日本の建築設計家・故黒川紀章氏が設計、建設も日本の会社というメイドインジャパンの作品。アジアのハブ空港をめざしているだけあって、とにかく美しく大きな空港です。あちこちで、まよっている日本人を発見。うちのグループにだまってついてきてる~。(もしもし、お客様、我々は乗り継ぎですから・・入国はあちらよ・・)日本人ってこういういうときは、本当にシャイですね。
ひとこと聞いてくれたらいいのに・・
乗り継ぎ手続きをして国内線ターミナルへ。ペナンへ向かいます。
何年?いえ何十年ぶりかなあ・・ペナン・・・
ペナン到着、ホテルへむかいます。
ながい一日も、豪華なホテルのたたずまいに、みなさん、つかれも吹っ飛んだ様子・・。
これから夜食・・・屋台へいきましょう。大賑わいの、名物屋台で、冷たいビールと、アジアンフードを堪能し、ホテルへ・・初日は終了です。
第2日目、
ペナン島、島内観光・・・・
といっても、ホテルの立地から・すべてはホテルの近郊です。
しかし~暑い・・・後半は、観光などどうでもよくなって、すずしいとこへつれてってのリクエストに、民族土産屋へ
買わない、買わない・・といいながら、両手ふさがってますけど、なにか?
午後は、リゾート地ならでは、プールサイドでのんびりしましょう。
何年ぶりかのプール。
いいですねえ。水の中では身体もらくらく・・・・
年?なんてきにしない。まわりの外人さんに・・・勝ってますよみなさん。
こういうの、日本人の年配客は本当に苦手のようです。でも一度お試しあれ・・はまりますよ。
夕刻は、地元有名店へシーフードの夕食です。
雑誌にも掲載されている有名店、入り口の水槽には魚や海老がたくさん泳いでいる・・はずが、なんだかすくないねえ。
なんと、先ほど引き上げたタイからの団体がほとんどたべつくしていったんですって・・夜景でがまん?
3日目。
今日は、移動日です。チェックアウトして出発時間です。
が。しかし、ガイドがまてどくらせど現れず、ちょっともう時間限界。バスは待ってるし、でかけようかと思ったところへ、ガイドから電話です。どうも事故にあったとか、元気な声だから、本人ではないらしい。
「・・だから私、ホテルいけない。電話でバイバイ、空港行ける?だいじょうぶよね。じゃあね」ってなにそれ・・。
ガイド不在で、空港へ向かい手続きをすませて、待合室へ。
こんなときは添乗員の面目躍如、いかに親戚といえど、急に態度がやさしくなり、安心だったありがとうね、とおやつまでいただいちゃいました。クアラルンプールの空港へ。
着後は、空港内で飲茶の昼食を頂き、陸路、世界遺産の町、マラッカへむかいます。
ガイドは偶然にも、先回の船旅でマレーシアを訪問した際のガイドさんでした。空港を過ぎ、ものの20分も走ると森・森・森・山・山・山 ひたはしり、マラッカへ到着です。ババ&ニョニ博物館をはじめ、町を散策。不思議な町並みがつずきます。セントポール教会へは、ながい階段をひたすらのぼり、マラッカ海峡が見えるからと嫌がる母を無理にあるかせ、やっと頂上へ。ほら上ったかいがあったでしょうこの景色・・・・・?????もやでなんにも見えず・・・私、立つ瀬がございません。わらってごまかす添乗員でした。
ホテルに到着し一休みのあとは、マレーシア名物のニョニャ料理を堪能します。ガイドさんは名物にうまいものなしと言ったけれど、結構おいしいと評判は上々です。食後は、さわやかな風をうけながらのリバークルーズです。というときこえはいいですが、人口運河をくだっていくのです。家々の壁に描かれたイラスト画がライトアップ、また両岸の家もおしゃれで、目をたのしませてくれます。船はホテルへ横付け。ホテルのライトアップもまた美しい。ちょっと小粋な演出でした。さて、今晩はどのへやで酒盛り!!わーい
4日目lクアラルンプールへもどります。今回の旅の目的はフルーツをおなかいっぱいに食べること、そういっていたおばにはものたりないフルーツが若干すくない季節です。ならば途中、フルーツいただきましょうと、直売店へ立ち寄ります。ドリアンってみなさまご存知でしょうか?世界でもっともおいしいフルーツでありながら、一番異臭(つまりく・さ・い)を放つフルーツとして有名です。叔母はこれが大好物。実は私、一度も口にしたことがありません。マレーシアでも有名な種類のドリアンをいただき・・・・・・そばにはよれません。私たちはマンゴーを堪能しました。おばいわく、これまで食べてきた中で一番おいしかったとか・・よかったねえ。これで旅の目的終了かい?
これまでたずねてきたマレーシアの都市とちがい、超近代都市へまいりました。市内観光、一番の思いでは、イスラムのモスクでしょうね。あやしげ・・・なすがたです。 夕食は、クアラの人気店、での客家料理・・・今日も、屋台へいってみますか・・。
5日目 本日は終日フリータイム、夜の便で帰国です。 荷物をとりあえずまとめ、ホテルにあずけて、市内へくりだしましょう。ホテルのシャトルバスを予約してダウンタウンへ。デパートめぐりの開始です。マレーシアは多民族の国、その国の民族それぞれにあわせたデパートはそれぞれに特徴があってたのしいのですが、今回はとにかく工事中が多くて、残念でした。道路も工事だらけ、さすがに2020年先進国入りするという明確な目標をもって進んでいる国は活気があります。最後はもちろんぺトロナスタワーのショッピングアーケードへ。夕刻まで目いっぱい遊んで、ホテルへ・・さていよいよ空港へ、帰国です。
6日目早朝成田着、またまたバスにのって静岡へもどります。ひさしぶりの旅は、しばらく眠っていた旅心に灯をともしてくれたようです。次はどこへいく?はやくいかないといつあの世へよばれるかわかんないからねえ・・・ってさみしこといわないで、でもでも親戚旅もいいものです。次回はハワイへってほんとかな?