タイトルの話

タイトルの話

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chao(イタリア語)小松みゆきです。

今朝から、台風をかいくぐって台湾にいかれたお客様がフェイスブックに時々にアップしてくださる様子を拝見し、一緒に楽しませて頂いています。

いやあ、ホント便利な世の中になったものです。
ご出発まであれやこれやと打ち合わせさせて頂き、ホテルも日程も、お茶に造詣の深いお客様に合わせてのこだわり。
楽しんでいただいているようでホットしています。

 でもこれって・・逆に働いたら・・・こわいですよね~。あんたの会社最低!なんていわれたら・・・ぞっとします。
過去にも大手の会社さんが、ネットで叩かれる事件って一時ありましたものね。

 

さて今日はタイトルのお話。

Travel Gives Life  旅は人に生きるよろこびを与えるものです。
これはゲーテの詩からの言葉。

 

実はこれ、ある会社の社是でした。(今は存在しません)

2000年、会社設立5年目にして、周辺の事情が大きく変わり始める気配がしてきました。IT革命、PCが普及し始め、なんだか不安な気持ち。そんなとき、業界紙トラベルジャーナル発行の紙面に【骨太の経営者を育てる。旅行産業経営塾】の文字を見つけました。

全国から50名ほどの旅行業界の経営者が集いさまざまなテーマで学ぶ塾。
2期生として学ばせていただくことになりました。
最初の授業で出会った言葉が、タイトルの詩です。

この言葉を伝えてくださったが、山田学塾長
昨年、めでたく57年の旅行業界歴に引退宣言をされた旅行業界の重鎮。

次世代を担う産業だと、慶応大学卒業後、業界にのりこんだものの、お客様に「お前たち旅行業は街角に立って客を探してるポン引きと一緒だな。高級ポン引きだ」と揶揄され、いまにみてろとおもいつづけていたとき、たまたまエールフランス航空の機内誌を読んでいたときに見つけたこの言葉にわが意を得たりと人生の生きる指針にされている。

そんな大事な言葉。聞かせて頂いた瞬間に、体に電流が走ったようでした。2001年1月に社名変更を考えていた私は、とにかく塾長をくどき、弊社の社是にさせていただいたというわけです。

とにかくこの山田学という人は半端でなくすごい、日本発のチャーター便ビジネスや、幻の業界ツアー「地球人学校」当時所属してらした近畿日本ツーリストの社内起業、ハローツアーの設立等々、業界での活躍はすさまじい。そんなお話はまた折にふれて・・。

 実は、書籍も発売されてます。元気になる一冊。よろしかったらご一読を・・・。
山田塾長は、弊社の別事業 NPO法人 旅行・観光産業機構の理事長です。