2011年5月。
ドライブの途中の休憩地SAから、ちょっと近隣へのショートトリップはいかが?
GWにご案内しておりました、当社の実験ツアーのご報告です。 高速道路は目的地へ早く到着するために存在するもの。しかしながら、ちょっとのんびりしたいなって事ないでしょうか?
私達『レイライン』がお届けする「小(こ)たび」は、SAに車を置いたまま、近隣の観光地や商業施設を周遊してみたい!というニーズがあるはずという仮説にもとづいて実施した実験的な企画です。
第一弾。この季節。静岡では一番の魅力新緑の、なかなか体験できない新茶のお茶摘みです。
命名『富士山の絶景&新茶の茶摘み体験』
本日、我がスタッフはSAにスタンバイ、お茶屋さんの店頭にて、【ちょっくら茶畑】ちらしを配布しながらのご案内です。
さっそくご参加くださったのは、新潟市在住のY様ご夫婦です。大阪からの帰路『富士山』を見るために静岡を経由しているとのこと。 静岡県内走行中には、富士山はほとんど見えず、それでも淡い期待で富士川SAに立ち寄ってはみたものの残念ながら・・・見えず。 がっかりしていたところに目に入ったのが弊社のショートトリップのチラシ。
茶畑からの富士山写真を見て、「ここに行けば少しでも見えるのではないか?」という期待でショートトリップに参加を決意。
バスは富士川SAから約20分で富士の高原(たかはら)・お茶街道の茶園に到着。
そこに広がるのは、新緑の茶畑。その背後には絶景の富士山。
「本当に富士山には癒されます。来て良かった。」そのまましばらく立ち尽くしていました。
ふくよかな香りの茶園を散策後、お店で摘み立ての新茶をお召し上がりいただきました。
新茶特有の豊潤な香りを二煎目、三煎目と満喫。また協力いただきました櫻井製茶さんのおばあちゃんの手作り“ふき”を頂きました。
その後は工場見学。
新茶の製造でフル稼働している工場はなかなか目にすることができません。
お客様も大満足のご様子。これで静岡のお茶のファンが増えてくださり、お茶の消費がのびてくれることを祈りつつ・・・自家用車で帰路につかれるお客様を見送りました。
まったく、告知をせずに決行の今回の実験ツアー。
来訪されるお客様の声から静岡へのお茶の関心がたかかったことも改めて実感しました。
SAからの旅、駐車時間の問題などいろいろ課題はありますが、スマートインターもありますし、これから研究してまいります。いかがでしたか?休憩で立ち寄ったSAから、ちょこっと旅をしてみませんか?さぁ次回はどんな旅になるのかな?