2013年6月2日~6日
今回は、当社お得意のミャンマービジネス視察です。
経済産業省関東経済産業局さまのお声がけで浜松の金融機関と自動車関連企業様をご案内いたしました。
ヤンゴンと首都ネピドーの5日間。
忙しいビジネスのみなさまには好評の5日間まるまる現地での時間を有効につかっていただける、
タイ航空の羽田発、深夜便にてバンコク経由でヤンゴンへむかいます。
この飛行機、集合時間は前日の22時になるわけで、よく間違える方が多いフライトです。
毎回、航空会社のカウンターで空港職員とお客様が揉めている姿をみますが、今回も隣ではなにやらもめておりました。
みなさまくれぐれもご注意くださいませ。
当社では、封筒の表に朱書きで、ご集合案内 ○○日、○○時と記載することにしています。
ヤンゴン到着の2日は日曜日、
郷に入っては郷にしたがえ・・と、ミャンマーの正装、ロンジーをご用意。
早速バス車内で、むりやり?お着替え頂き、ロンジーにサンダル姿で、市内を巡ります。
産業局えら~い局長様にも、銀行のえら~い理事様にもこわごわお勧め、いえちょっと脅しながら、お召し頂きました。
いや~、みなさまお似合いです。
日曜日でも視察をいただける、日本語学校と、職業訓練をまずはご視察いただきます。
夕食のャンマー料理は、当社の提携先社長との懇親食事会です。
日本語能力検定でミャンマーではじめて1級を取得した彼の日本語は本当にうまい。
日本人でもなかなか使わない比喩やことわざなどを網羅して、
たちまちみなさんを自分ワールドへ引き込む話術には毎回関心させられます。
まずはミャンマーの概略をご理解頂きみなさまも充実した時間をお過ごしいただけたようです。
明日のネピドーまでの長い車の、ごゆっくりおやすみください。
2日目は 首都ネピドーへ向います。
ミャンマー版高速道路をひた走ること陸路約6時間。
空路もあるのですが、政府関係が優先なのと、予約が1週間前という制約付ですので、毎回ネピドー詣では車です。
日本からの進出企業も、なにかに付けて、ネピドーへ出向くことが多くこの移動が大変な負担です。
私はこの移動時間がとってもすきなのです。
長時間の車の旅、のどかな田園風景と、賑やかな市場を横目で見ながら、車内でみなさんのいろんなお話しを伺うのがとっても楽しみ。
もちろん、片手にアルコール。片手につまみはかかせません(笑)
今回は、午後の表敬訪問をひかえているので、NGですね。
途中いつものサービスエリアでご昼食。
超ローカルな雰囲気を味わっていただき(とはいえ、冷房の効いたお部屋 です。)
ここでは、露天にならぶマンゴーのあま~い臭いに誘われてご購入、
バスの車内はマンゴーの良いにおいが漂います、10個日本円で100円。。。え~ほんとかいな?
さらにネピドーをめざします。
ミャンマー投資委員会をお訪ねし、新しい外国投資法についてのレクチャーをうけます。
さすがに質問も厳しく、議論が続きます。その後ホテルへ。
今は国会が閉会中で、議員のみなさんはお国帰り中です。
夕食は元観光・産業大臣がご同席くださり、ミャンマーの現状について、活発な意見交換が続きます。
3日目、中央銀行を表敬訪問 金融機関がご一緒ですから、よい意見交換の場となりました。
壁一面の古札には、なにやら日本との関連をおもわせるものも・・
さて、ネピドーをあとに、ヤンゴンへとひたすら6時間の道のりをもどります。
途中、今回の目的の1社、スズキ自動車 ミャンマーをお訪ねしました。
軍事政権の頃からミャンマーへ進出されていたスズキ自動車さまは一時製産中止していましたが、今年から再稼働。
以前から勤めてくれていたミャンマー人が全員戻ってくれたという話は、
同社が如何に地域に愛されているかの証明ですね。
4日目、 本日は訪問地が目白押し。 まずはヤンゴン商工会議所
そして、テイラワ工業団地(ここは安倍総理がミャンマー政府と約束した新しい工業団地です)
隣接する港と、まだな~にもない原っぱの工業区。
ヤンゴンに最も近いミンガラドン工業団地の縫製工場
夕刻からは、ヤンゴンの代表的観光地 シェダゴンバゴダへ
ちょうど雨がふりだしたので、大理石の床に水がたまり、逆さ富士ならぬさかさシエダゴンバゴダ・・・
とても美しい情景でした。
夕食はミャンマーで一番人気のイタリアンレストランで最後の夜を楽しみました。
明日は帰国です。