2010年11月4日
●優良企業視察 『障害者雇用』の驚異的な数字を誇る! トレイのリサイクル企業 F社』とは・・・
本日は、法政大学大学院の学友で、
社会保険労務士の小林さんの会社(株)シェアードバリューコーポレーション様の企画で、
顧問先のみなさま45名様との優良企業視察をアテンドさせていただきました。
東京・品川の出発です。静岡からは朝が早い。
真っ暗な中、家をでます。この感覚がなんともいえない気分になるのです。
季節を感じてくるというか、もうすっかり日が短くなっていますから、5時に家をでるとまだ外は真っ暗。
お~これから仕事するぞ~っと。駅までの道のりが自分をシャキッとさせてくれます。
これからご一緒するお客様の事、本日の日程、ドライバーさんのことなど、今日も素敵な出会いがありますように~、
いらしたみなさんが幸せな気持ちでお帰りになれますように~、そう思いながら集合場所へとむかいます。
予定通りに品川を出発、バスは一路茨城県へむけて出発いたします。
小林さんは、とっても革新的な社労士さんです。
試験が大変難しい社会保険労務士というお仕事は、資格をとっただけではお仕事にならず、
顧問契約もなかなか厳しいとお聞きします。
そんな中、10数年も前から待ちの姿勢の社労士ではなく、
補助金や資格補助の制度などを積極的に顧客に提案され、
中小企業のお役にたつことを積極的に展開されていらっしゃいました。
現在は理念経営と障害者雇用を積極的に指導、助言され書籍も出版。
大学院の坂本研究室でも、障害者雇用研究会や価値ある企業研究会などを立ち上げられ、大活躍です。
その小林さんの顧問先の皆様、さすがに熱い思いのお客様ばかりで、車内は早くもヒートアップしております。
本日の視察先は2ヶ所
社員教育で有名、ガイアの夜明けにも取り上げられた、ファミリーレストランB社。
障害者雇用でグループ企業雇用率8.49%。人数にして291人!という驚異的な数字を誇る
トレイのリサイクル企業 F社です。
最初のB社では、社長さまのお話に、感動の涙を何人もの方が流されておりました。
私は今回で2度目の訪問をさせていただきましたが、社長様の社員を思う親の気持ちが熱く熱く伝わってきます。
地域に愛される飲食店になっており、大手のファミリーレストランとは一線を画しています。
お尋ねすると本当に元気をたくさん頂ける会社様です。
2社目は障害者雇用に積極的にとりくんでいる・・というか、
知的・精神など比較的重度の障害をもたれた方を雇用されていながら、
一緒に働いていらっしゃる方々は、どこが、だれが障害を持っているか?なんて意識はない。
お互いに働いている仲間。
一緒に飲みにも、カラオケにもいくし・・といいきってしまわれることがすごい!(とこちらが思うのですが)
そんなすばらしいF社です・。本社は広島県にあります。
実際に現場で働いていらっしゃる姿を拝見しても、だれが障害者なのか?正直わかりません。
入社当時は、作業着をきるのも大変だそうですが、
3ヶ月もたつと、リサイクルのラインを猛烈なスピードで流れるトレイを再生種別に瞬時に仕分けしていきます。
そうとうな「スピード」と「集中力」が必要ですが、とても彼らの腕にかないません。
お帰りのバスの車内は、恒例の一言感想会
人の感じ方はさまざま、こうやって感想をお一人お一人きかせていただくことも勉強になります。
総勢44名の参加者のみなさま、ありがとうございました。
今回は、本来こちらでお手配させていただかなくてはいけないところもすべて、小林さんがお手配くださり、
私はバスの手配と打ち合わせといったアテンド程度で失礼いたしました。
これに懲りずにまたご用命くださいませ。
次回は、こちらですべてお手配させていただきますので、ご心配なく。