2011年9月15日~19日
●レイライン紀行 アジアの旅 第一弾!!
“アーユルヴェーダ オーガニックリゾート『アーユピアサ』を訪ねるスリランカの旅”
女性ならば誰しもが興味ある、あこがれの旅に今回は見習い添乗員として同行致しました。
添乗員資格をいただいて早4年。 国内は経験済みですが、海外は今回初でございます。
今日から、弊社、ベテラン添乗員社長小松について、初めての海外添乗です。 朝から キンチョー!!
添乗見習いとして、最初のお仕事は、ご参加の皆様の到着確認。
成田空港 第2ターミナル 11:10が集合時間です。
約30分前に総合案内カウンター前に到着し、回りを見回すとすでに、ご到着のお客様が・・。
今回最年長のご参加者E様。 『レイライン大好き!!』といつもレイラインを応援して下さる、元気百倍の奥様です。
それから 1人2人と・・・集合時間までには、全員集合です。
“より美しい自分さがしに・ 毎日がんばっている自分へのご褒美に”
とご参加いただいた、20代~60代の女性の皆様 元気ですてきな笑顔が印象的です。
次は、総合案内版の確認です。 これには、航空会社別チェックインカウンターの案内と、フライトの出発時間が表示されています。
本日私たちが乗るのはスリランカ航空461便 13:10発の飛行機ですが、
到着の遅れのせいか、1時間遅れの14:10に変更となっておりました。
確認後は、早速皆様をチェックインカウンターにご案内。 大きなスーツケースを転がしながら、「こちらですよ~。」
チェックインカウンター前は、すでに長蛇の列です。
こちらでは、機内預け荷物に危険物や、ガススプレーなど、入っていないか列を待つ間にお客様にもう一度確認いただき
鍵をしっかりかけて、スーツケースを預けます。
手続き後、すっかり身軽になった皆様は、少しの間ご無沙汰になる和食ランチを食べた後、
余分にできた1時間を大いに楽しみましょ~う!ということで・・
~耳寄りミニ情報~弊社小松からのここだけの話
<空港内JALの免税店でしか買えない、ビンテージのチョーヤの梅酒>などのアドバイスを受け、皆様、免税店巡りに大忙しです。
まだ、日本ですけど、そんな皆様の姿を見ていると、なんだか免税店にいるだけで異国を感じますね。
ベテラン添乗員ならではのお得情報をいつか私もお客様にお伝えできるようになりたい!
いよいよ、搭乗時間。搭乗口でお出迎えのフライトアテンダントさんは、民族衣装のサリーに身を包でおられました。
褐色の肌にあざやかなブルーがとてもかっこイー。素敵です。
スリランカ・コロンボ空港までは モルジブ・マーレ経由で約12時間、直行便なら9時間ですが、これは週1便のみ。
経由便の場合、乗客が飛行機から降りる場合と降りてはいけない場合があります。
今回は、絶対に降りないで下さい!とのインフォメーション。
それでも、「降りていいの?」との聞かれる方も??
機内のインフォメーションを正確にお伝えするのも添乗員のつとめです。
長旅のすえ、コロンボ空港到着は現地時間の夜11時。
入国手続き後、両替カウンターにて現地通貨のスリランカルピーに両替します。
スリランカの場合 基本的に再両替ができない事と、
今回滞在するアーユピアサは、オールインクルーシブの為(滞在中の食事・飲みのもなどの料金が全て含まれているシステムです)
ホテル内でお金を使うことがないので、おこずかい程度の両替がベストです。
空港の出迎え口には、アーユピアサのスリットさん・にっこりイケメンガイドさんが、トヨタの新車のワゴンでお出迎えです。
この国は 日本車が大人気なのだそうで、○○株式会社とか ○○組合とか 漢字の名前いりの、車がたくさん走っています。
日本の車に乗るのが ひとつのステータスとか。
空港より、アーユピアサのあるマータレーオヴィル村へは、車にゆられ皆様いい気持ちでお休みです。
キンチョーのあまり 眠れなかった私は、暗い道を時々照らす屋台らしき建物のネオンや商店街をぼんやり見ていたところ、
あれっ?なにかおかしい??と違和感を感じたのです。
「そうだ 信号がない!!」
繁華街と思われる交差点にも信号機はなく・・・目的地に到着。
結局、信号機らしきものはどこにも見当たりませんでした。
聞くところによりますと、信号機は、スリランカの中でも、限られた大都市にしかないということ。
日中は、かなりの車の量ですが、それでも事故はあまりないとか・・運転技術が皆、すごいのかな??不思議でした。
空港出発より約3時間後 ようやく到着です。 目の前に広がる 幻想的なアーユピアサの風景に眠い目もパッチリ。
当ホテルは14エーカーの広大なオーガニックファームの中に8棟のコテージと
本格的なアーユルヴェーダの施設を備えており、今回はほぼ貸切です。
皆様、それぞれのコテージにわかれ、長い1日が終わりました。
ここで、添乗員は通常、それぞれのお部屋に連絡し、部屋の中に不備がないか?お湯が出るか?トイレの水がながれるか?などをお伺いし、また、心配なご年配の方やハンデイキャップの方がいらっしゃいましたら、さりげなく様子をうかがわせて頂くことも添乗業務のひとつです。今回はあまりにも遅い到着時間でしたので、個別に確認させていただき、失礼させていただきました。
皆様、明日からのプログラムに胸をふくらませながら・・・つかの間の休息。おやすみなさい。
数時間後には鳥の鳴き声と近くのお寺のお経をとなえる声で、6時起床です。
眠い目をこすりながら、当然全員すっぴんでレストランに集合。
裸の付き合いと言うか・素顔もいいですね。
澄み切った空気と「薬草がゆ」(苦そうですが、意外にさわやかなお味)で、頭と身体が徐々に 目覚めていきます。
さあ、第一のプログラム 早朝ヨガへ。
早速、登場!は、ヨガの先生(男性)です。
ヨガの先生といったら・・この格好!といわんばかりの黄色いコスチューム(?)で、さすが、流れるような身のこなしです。
皆さん、先生の動きについて行っているかな~??と横目で見ながら、先生のポーズを見ながらゆっくり呼吸しながら・・ポーズ。
こわばっていた体が少しずつほぐれていくのを感じました。
終了後、ちょっと張り切りすぎて、後で筋肉痛に悩まされるハメになりました。
こういう時にこそ、体のメンテナンスの大切さ本当に身にしみますね。
終了後は、抜け目なく・・ヨガの先生をはさんで、われ先に~と写真撮影大会です。
皆さん、撮りますよ~ 『はい、ポーズ』(もちろんヨガのポーズで)!
大自然の中、朝からヨガを行い、皆さん笑顔・笑顔・・。
朝食会場のレストランまでの小道を歩きながら参加者皆さん、話に花が咲き、もうすっかりお友達です。
これからがますます楽しみです!
朝8時・お待たせしました朝食のはじまりです。
椰子の木やバナナの木に囲まれながら、オーガニックファームで採れたハーブやフルーツ、
自家製のココナッツミルクなどを頂きました。
皆さま、食欲旺盛です!大自然の豊かな食生活を感じます。
朝食の後は、今回のメインテーマであるアーユルヴェーダのトリートメントの始まりです。
専門のドクターによる個別のカウンセリングは、
身体の事だけでなく、普段の生活や 心の状態により、それぞれの施術内容が組まれます。
ヘッドスパやハーブバス・オイルトリートメント ゆったりとした時間が流れていきます。
それでなくても少々お疲れ気味の皆様には、至福の時でしたでしょうか?
昼食後はファームの間を散策したり、お部屋でのんびりしたり。
でも、普段からお忙しい時間をお過ごしの皆様はなかなかゆっくりのんびり、休んでばかりなどおりません。(失礼!)
お忙しいシェフにお願いして、急遽 【スリランカ料理のクッキングスクール】の始まり、始まり。
メニューは『じゃがいものホワイトカレー』 なじみやすいでしょ!
メインのじゃがいも(因みに男爵です)に、ターメリック、カレーリーフ、シナモンetc・・
十数種類のハーブやスパイスを使い、下ごしらえから丁寧に。
シェフのランジットさんはヨーロッパの5つ星ホテルで腕をふるっていた凄腕の方。
皆様、メモをとりつつビデオまで。かなり真剣です。
すばらしいおみやげが1つ増えました。受講後の感想:カレーって簡単そうに見えたけど、やっぱり 奥が深いな~。
3日目の朝。 今日も6時起床。昨日の疲れもすっかり取れ、さわやかなお顔がお揃いです。
皆さん、お互いの御顔チェックも怠りません。 『お肌がきれいになってるとか・・引き締まってるとか・・・透明感出てるとか・・・』
効果のほどをチェックしあっておりました。ほんとに、1日目にしてすごい効果です。
このお顔の輝き。。わかります?
そして、朝食の後は、引き続きトリートメントざんまい。
癒されるのは、トリートメントだけでなく、スタッフの皆さんの優しさでしょうか。 とってもいい笑顔です。
今日は、午後から観光です。実は、スリランカは世界遺産の宝庫。
なかでも美女の壁画、シギリアレディで有名な『シーギリアロック』へ。
国立公園の中にそびえ立つ高さ200Mの岩山
1500年前の狂気の王と伝説のあるカーシャパ王が身を守るために岩山の頂上に宮殿を築いたと言われています。
その頂上をめざし、地元の人含めたくさんの人々が登っていきます。
サリーに裸足で登る方もいらっしゃいました。
専任のガイドさんに 当時の歴史を説明していただきながら、まずは、中腹の壁画まで。
当時のまま残された石段を登り、途中、
昔はどうやって登ったのでしょう?と思うような後付けされた鉄の階段
(これが、下が丸見えで、風が吹くと揺れるしほんと怖いです)を一歩一歩。
途中何度も休憩しながら 約30分登り続けます。やっと会えた「シギリアレディ」
これが 1500年前のもの??色鮮やかに当時の女性が描かれた壁画は、当初500体もあったと言われています。
<フラッシュ撮影禁止>の日本語の看板が!警備員さんが、ちゃんと見張ってますよ。
この様に世界遺産が守られているのですね。あと半分 迷いましたが引き続き、頂上までがんばりましょう。
皆さん、段々無口になりながらもとにかく登る登る。意地で登る?! とにかく精神力あるのみ!といった感じでした。
そんな中一人だけ軽々登るKさん。『普段の鍛え方が違うのよ~!』と他の方々の2倍の早さで頂上についていました。
さすがです!尊敬します!
見習いとは言え・・添乗員がお客様に励まされながらと言うのも、ちょっと情けない感じでしたが事実ですので認めざる追えません。
添乗員は、気力と共にやはり体力も重要ですね。
日本に帰ったら、いつも通うスポーツジムを真剣にやります!と新たな決意をした私でした。
そして・・息を切らしながらやっと頂上へ。
『やった-!』眼下には、国立公園の森が一面にひろがり、赤く染まった夕日が山々を照らし、素晴らし~。
『感動!!』いただきました。
やりきった満足感を胸に、日が落ちてきた帰り道。
お客様のリクエストで、仏像や、ガネーシャ像、置物、又、サリーのお店などに寄りイケメンの店員さんと、代金のかけひき開始。
「ディスカウント!ディスカウント!」お買い物も、楽しみのひとつですね。
すっかり遅くなりホテルに到着。遅いディナーとなりました。 スタッフの皆さん もうお休みの時間なのにすみません。
最終日の朝です。 最後のヨガ。 名残惜しいけど、3日間ありがとうございました。
家に戻っても、続けられるようがんばります。
午前中のトリートメントを終え、美しいドクター、スタッフの皆さんとの思い出の一枚を撮った後は、お部屋に戻り帰りの支度です。
最後のランチを終え、とっても名残惜しいのですが、又来年合いましょうねと堅い約束をかわし、空港へ出発致しました。
途中、町中が世界遺産と言われるキャンディーにより、本場スリランカの紅茶と、
皆様の目がキラキラと輝いてしまう宝石のお店で、ショッピングを楽しみ、
町中のオープンレストランで、地元の人たちに混ざり軽い夕食。
そろそろ カレーはいいかな?? これが最後のスリランカ料理です。
空港に到着し、途中でお買い物したおみやげをスーツケースに押し込み、いよいよスリランカとお別れです。
チェックインカウンターで手続きの間、見習い添乗員は皆様の出国カードを必死で書きます。
この出入国カード、渡航国によっては事前に入手できるので、出発前に全て記入し、
あとはお客様にサインをいただくだけなのですが、
スリランカをはじめ、当社でもよくツアーをだしておりますミャンマー、ネパールなど事前に用意できない国も多くありますので、
添乗員がその場で皆さまの分を記入することもままございます。
見習い添乗員の私も皆様を案内しながら・・・内心(全部一人でできるの~?)の瞬間でした。すみません。
飛行機に乗り込み、帰りは直行便にて成田までです。行きが経由便でしたので、さすがに帰りは早く感じられました。
成田でお荷物を確認し、皆様にご挨拶。 ま
だまだ名残惜しいのですが 皆様それぞれのご自宅へ。 ご自宅まで、ご無事でお帰り下さい。
今回の旅は、現地でお手伝いくださるスタッフの皆様のあたたかいサービスをたくさんいただきました。
又、それ以上にご参加いただいた皆様の たくさんの笑顔と思いやりの心をいただき、
行き届かない事ばかりの見習い添乗員でしたが、皆様のおかげで『心と身体・癒しの旅』を無事に終えることができました。
皆様、本当にありがとうございました。
来年は、今回ご参加頂けなかった大切なお友達に、リスの声を聞かせてあげましょうね。
レイライン紀行・アジアの旅は
“ヒマラヤを望む・ネパール”
“幸せの国・ブータン”
“ミャンマービジネス視察”とまだまだ、続きます。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております!