昨日、1月19日【大淵笹葉観光ツアーガイド養成講座】第3回を開催いたしました。
今回は、ガイド法の2回目。講師は、横浜シティガイド協会 副会長の嶋田昌子先生です。
講座の前半では、お茶の海外輸出の歴史を「横浜港」と「清水港」のつながりと共にお話していただきました。なかでも静岡のお茶の輸出に尽力した貿易商:ダンカン・J・マッケンジー氏の功績などをご紹介いただき、受講者の皆さんは明治時代より日本のお茶、静岡のお茶が海外でも愛飲されていたことをあらためて知ることができたのでした。
*2006年、清水港茶直輸出開始から100周年を迎えた。
*今現在、国登録有形文化財 旧マッケンジー住宅 として静岡市の文化財として残されている。
後半は、「ネタ探し術」を中心にお話いただきました。相手(お客様)にあわせて話すネタを常に準備しておく為には、日常より話の「ネタ探し」をしておく。ネタ探しに最適なものは、地元の「新聞」。新聞を毎日くまなく見ることが大切。「新聞」はネタ探しだけでなく、「タイトル」「リード文」「こみだし」など実際に話す時の順番を考える『構成』にも活用できるなど、新聞の活用術も学びました。
ほか、ガイドの『立ち位置』や『見る』『話す』の順番の違いなど実際に富士市内の施設にあるマップや資料を使い、わかりやすくご説明いただきました。
まさに相手(受講者)にあわせた「お話のネタ」探しのお手本をみせていただきました!
<嶋田先生からの「ガイド法」ポイント>
1.お話しする際、前の言葉をのみこまないような「間(ま)」が大切。
2.相手が『ひきだしを空けてくれる』のを待つ、その「間(ま)」が大切。
※決して、自分のひきだしではありません。ご注意を!
3.難しくいわないこと。(小学生6年生がわかるレベルで)
by スタッフ かぐや ひめこ