昨日、1月16日【大淵笹葉観光ツアーガイド養成講座】第2回を開催いたしました。
前半は、富士市茶手揉保存会様のご協力のもと、『初揉み』が行われる茶業研修センターにお邪魔させていただきました。手揉保存会・会長の平柳利博氏より、明治初期に富士郡比奈村の野村一郎氏によって生み出された独特の手揉み製法『天下一(てんかいち)製法』(針のように鋭く長い形状の茶葉を30センチ以上積む独特な飾り方をするのが特徴)のお話とともに「富士市のお茶」「手揉み茶」の現状などをお伺いしました。 受講者は、まじかで「手揉み」を見学しながら「手揉み技術と文化」継承の必要性をあらためて感じていたようです。
後半は、大淵まちづくりセンターへ移動。現在、地元富士市にて社交飲食店を経営する株式会社オンリースカイ 代表取締役 鈴木孔明(すずきこうめい)氏より、『人に伝わる話し方』をご指導いただきました。孔明氏は、落語家の立川志の輔師匠に弟子入りした経歴から、人を惹きつける「話の間」や「声のトーン」など実践演習をまじえ、わかりやすく説明していただきました。なかでも口元とほおの内側をきたえるエクササイズ、【口角をあげて口を横に開く】の練習では、受講者のみなさん全員が割り箸をくわえ、30秒間「いぃ~」と発生しながら、口角を割り箸より上にあげる練習を行ったのですが・・30秒、実際にやってみるとなかなかこれが長い!(笑)やり終えたあと、皆さんがしきりに「ほほ骨のあたりが痛い、痛い」といいながら、みなさんのお顔がなごやかで、はつらつとした表情になっていたのが印象的でした。孔明氏いわく表情筋を鍛えると声がだしやすくなるのはもちろん、やはり『笑顔の効果』は、言葉以上のコミュニケーション効果があるようです。 孔明師匠~本当にありがとうございました!
孔明氏から伝授された【人前で上手に話すポイント】3つ
1. 声のテンションを使い分ける
2. 強調したい部分を意識する
3. 口角を上げて口を横に開く
by スタッフ かぐや ひめこ