1月29日【大淵笹葉観光ツアーガイド養成講座】最終講座（第５回）を開催いたしました。
第５回目の最終日は、横浜シティガイド協会　副会長の嶋田昌子先生によるガイド法の最終講座、グループ発表、終了式、『大淵笹葉観光ツアーガイド』の認定書授与を行いました。

最終日は、ガイド法の集大成として、各自で作成した案内原稿をもとに発表です。
まずは、グループ代表者がコースの「キャッチフレーズ」と「概要説明」を行い、その後
各スポットを担当者がリレー式で説明をしていきます。
施設・場所など「１スポット」の説明は『３分以内』です。

さすが地元の皆さま！ガイドブックや施設案内文に載っていない『桜の名所』『地元の歴史』や『言い伝え』などを盛り込みご案内にも熱がこもります。

発表者以外の受講者（お客様）も「ふ～ん、なるほど～」と興味深く話に聞き入っています。

ここで嶋田先生から発表者の皆さんへ再度『３分ルール』の徹底指示が…。
みなさん、第１回目の講座で嶋田先生がおっしゃった言葉おぼえていますか？
【人は３分以上同じ場所で話しを聞いていると飽きてくる（＝話を聞かない）】でしたよね。
説明は『１スポット、３分以内』。みなさん、意識してがんばってください！

その後、先生の指示の下、事務局がタイムキーパーに。発表者が３分を超えると、すかさず事務局が「はい、３分です！」と伝えます。すると発表者のみなさん、一応にして「えっ？もう３分？もう少しだけ・・もう少し・・・」と終了した時は、既に５分が経過（笑）といった場面が多々見受けられました。

受講者のみなさん、発表の場で体験することによって嶋田先生から学んだことを頭でなく体感として理解し、また、自らが聞く側、お客様になることにより、よりお客様の視点、興味の度合いを確認することができたようでした。

また、あらためて１回目の講座で嶋田先生からお伝えいただいた【お客様にボランティアをさせてはいけない！】。お客様が言葉に出さずとも、ガイドさんが一生懸命お話してくれているから・・・申し訳ないから聞いてあげないと！（これをお客様のボランティアといいます）と思わせてしまっては、これではガイド失格です！の言葉が思いだされました。

「情熱」とともに自分を「客観視」できる視点をもつこともガイドには、大切なことです。自分本位でない、相手が喜ぶ「お・も・て・な・し」をあらためて教えていただきました。嶋田先生、本当にお世話になりました。

初心を大切に・・・
仲間を大切に・・・
仲間にもお客様にも上から目線ではなく平らな関係を忘れずに・・
『この素晴らしいわが地域を誰かに伝えたい！』その気持ちを大切に・・

終了式では、ガイド講座の企画・運営をさせていただきました弊社代表の小松みゆきがご挨拶させていただきました。

終了式、認定書授与後、大淵笹葉へ移動し、認定されたばかりのガイド代表者が進呈された木のネームプレートをつけ、皆様の前で笹葉のガイドを行いました。
最後は、富士山と茶畑の前で先生を囲んで記念撮影！みなさん、とってもいい表情です。

受講された皆様お疲れ様でした！ガイド講座は終了しますが、これからが本番です。
富士山のように志高く、心平らかに、地域の宝を後世に末長～く継承していけるよう頑張りましょう！
仲間とともに・・・。

ｂｙ　スタッフ　かぐや　ひめこ