10月13日~14日カリスママーケッター神田昌典氏、率いるTHE実践会 様のフロンテイア企業勉強会。
第3回は四国・高松駅前丸亀町商店街と「四国で一番大切にしたい会社」本年度の大賞受賞・(有)協同回収様
の視察です。
羽田空港の出発から、参加者のお一人が多忙で日程を間違えられて急遽欠席という波乱含みのスタートとなりましたが
視察は本当に有意義で、懇親会も盛り上がり、参加者のほとんどが経営者の方々ですから、あらたなビジネスマッチング
の可能性も広がるいつもの【THE実践会】らしい展開となったようにおもいます。
羽田空港から高松へ、すでに現地集合組みのみなさんがバスに乗車でおまちのところへ合流です。
空港内を抜ける途中、国際線の看板とLCCはじめ意外に多い外国航空会社の看板に、地方の時代が感じられます。
ほんの20分ほどで、最初の視察(有)協同回収回収さまのエコステーションに到着。
平成11年創立。「Ecoと(え~こと)事業」、「えーこと=地域に良いことをする」+「Eco=環境にやさしいリサイクル」事業を通じて、お客様や地域に喜んでいただけるサービスを提供し、香川県発信の全国へ自社のビジネスモデルが 、社会のシステムづくりに貢献できるようにと事業展開されていますが、障がい者雇用率も高く、体の不自由な方にも健常者と同額に給与を支払うなど、驚きの連続でした。
本当は高松に到着したら一番にご挨拶しなければ・・と讃岐国一宮・田村神社へご参拝です。
ここはおとなりが一宮寺(まぎらわしい)四国霊場83番札所。
神仏を拝めます。
この田村神社、神殿の奥の床下に深淵があり、そこから伏流水がわきでているそうです。もちろん見ることはできません
龍神伝説もあるところ、いやあ来月13日~の【日本の元がえりを祈る旅】に繋がっています。
広い境内少々お急ぎ見学いただいた後は、協同回収さまのショップへ。なんと明日訪問させていただく丸亀町商店街の
入り口にございました。
エコリッチ様(不要になった宝飾とブランドバックなどの販売)しかし、店舗の場所がすごい!ヴィトンなどがずらっと並ぶ
一角に堂々の出店(まったく偶然だそうですが・・)これも強運のなせる業ですね。
さらに、もう一店舗を視察させていただき、沢山の質問にもお答えくださいました。ありがとうございました。
この会社さん、法政大学院時代の坂本光司研究室の同窓生で、いまや人本経営で著名になられ、全国の企業指導に
あたられる社会保険労務士の小林秀司(㈱シエアードバリューコーポレーション)先生のご紹介。小林先生ありがとう
いまや特に四国では有名人だそうです。
お泊りはもちろん、こんぴら温泉です。
何度来ても懐かしいです。この温泉。なぜって、私がこの業界に入って初めてひとりで添乗したところでした。
もう、無我夢中でしたね・・某大手旅行社の募集で、沢山打ち合わせしても、実際に羽田空港から超緊張して、すくいは
参加者に母にそっくりなお客様がいらして、夜の食事の際にカラオケをうたって場をなごませてくださったり、助けていた
さきました。ちょっとセンチになったところで、そんな事は関係なく当グループは大盛り上がりです。
明朝は、ご利益が大きい早朝参りです。・・・6時半ロビー集合・・とお話するまでは・・・笑
早朝、元気な案内人さんの陽気な声がけからスタート。
みなさん、がんばって早起きです。
あいかわらずの名調子。このガイドさんがいなければ、金比羅さんのぼりはきつくてかないません。
笑ったり、休んだり。おだてにのってあと何段?
毎日3回往復されるというガイドさんはおんとし76歳・・・
金比羅さん、わたしもひさしぶりにきましたが、表参道に空き地がちらほら・・さみしく感じました。
ですが、参加者のみなさまは経営者。アンテナが高い。はじめていらした方が多いことにもびっくりしましたが、
ここはいいところだね、もう一度来たい。こんど社員をつれてこよう、とか、家族で泊まったらいくら?とか、この
言葉には本当にうれしくなりました。
要するに、発信力の不足、つながる場所がちがうんですよね・・うまくいえないけれど・・・・
運動の後は食欲もひとしお、しっかり朝食召し上がって頂き、視察先へうかがいます。
高松丸亀町商店街へ
先進的な取り組みで、地方の商店街の見本として有名な商店街
年間の視察は12000人といい、その多くは行政担当といいますから、地方の商店街の悩みはどこも同じなのでしょう。
中心市街地の衰退は目を覆うばかりですよね。わがふるさとも、商店街はいつのまにやら夜の街と化し、昼間明かりがついているお店をさがすのが至難の業。文具店や、食事どころは時間限定で開店する店も出現しています。
私は坂本教授の指導の元、なんどかこちらの商店街にもお邪魔していますので、またどんな進化した姿が拝見できるかわくわくいたします。
今回、こちらの商店街には、神田昌典先生のオーデイオセミナーにご登壇頂いたのがご縁とのこと、発想のすばらしさにビジネスのヒントを見出そう。というところです。とにかく、この商店街すごいです。商店街がイベントを開催して人が来ても、お金も雇用も生まない。ならばやめてしまおう。こののち50年、100年と商店街として生きていける方策を考えよう。
ストーリーはこちらをどうぞごらんください。
近隣に出現するショッピングセンターが商店街に負けて撤退するなんてあんまりきかない事例ですが、ここでは本当に起きていることなんです。わがまちの商店街もこうなってほしいな・・・そう思われる方も多いことでしょうけれど、地域の住民が、自己のことだけでなく地域の事、これから自分たちがどんなくらしをし、どう生きたいのか?それを、一番景気が良いときにみなが真剣に考えた。町のビジョンを描くことって簡単ではないですよね。それをやり遂げてしまう
すごいことだなあ・・。
街中に高齢者が集まってくる。自宅が病院という発想のクリニック構想など。
補助金や助成金は、上手に使わせていただき、結果的に雇用や定住者を生む。それが結果税収という形になってかえってくる。それをまた、別の支援につかわせていただく。生きた税金、お金のサイクルがまさしくできあがっていました。
すっかりと事務局長のお話に魅了されて視察は終了。市内一の眺望を眺めながらの昼食を頂き、解散となりました。
神田先生、アルマクリエイションのスタッフのみなさま、ご参加くださったみなさまありがとうございました。