平成23年7月15日~18日
●体感って大切です!~レイライン紀行 東北応援団ツアー2~
今回のツアーレポートは、東北応援団ツアーへ初めてご参加頂きましたSさん(男性)です。
Sさんは、あの3.11以来、何か自分にできる東北支援ボランティアはないか?と模索していたところに・・弊社、東北応援団ツアーに巡り会い、今回、参加の決意をされたようです。ありがとうございます!
また、今回のツアー参加の感想を送って頂きましたので、是非、ご紹介させていただきたく、ご本人ご承諾の上にて掲載をさせて頂きます。 それでは、Sさん!参加レポートのはじまり・・はじまり・・
★『体感してしまうと・・・』
7月15日から「東北応援団ツアー2」に参加してきました。 大げさでなく、東海地方、特に静岡県民はこのツアーに限らず 一度被災地を「体感」してもらいたい。 報道で伝えられているのは、ほんの一部にすぎません。
自分の目を疑うほどの惨状です。 震災の日から4ヶ月以上経過しているにもかかわらず・・・ SF映画で破壊された街並み以上・・・ 本当に目の前には何もなく そこに見えるのは建物の基礎部分のみ 残されてしまった建物も 津波による引き潮で海側に傾き、ただの瓦礫状態・・・ どうしたらいいのだろう? 何ができるのだろう? そんな疑問ばかりが頭に浮かぶのみです。 だからからこそ身体を動かしたのでしょうか? 慣れないボランティア活動に積極的になりました。 暑さと悪臭の中、みんなで林の中から 津波によって運ばれた物を掻き出していました。
被災地の面積からするとほんの一部ですが 皆の努力で片付いた気がします。 (今はこれしかできません。ごめんなさい。) だけどそんな気分にさせられてしまいました。
一人の力ではどうにもなりません。皆の協力が必要です。 出来る人、パワーのある人、 力を貸してください。お願いします。
ボランティア活動を終了して宿泊地の鶯宿温泉へ。 宿の方の話によると 客足は徐々に戻りつつあるそうです、良かったですね。 温泉気持ち良かったーーー!
一夜明けて今日は東北支援の日。 名産品と地元の商品の購入で被災地支援です。 現地に出向いて直接お金を使うことが 有効な支援活動でしょう! 寄付や義援金もいいけど 消費活動の方が効果あると思います。
お店の人の話によると、 震災前の経済活動には及ばなくても 仕事が出来る喜びを感じられるそうです。
やっと自分にも出来ることを見つけました! (金額は少ないですけど・・・) 観光地なんだから観光客がいて お買い物客がいて賑わっていないとね!
現地のボランティア活動の窓口 SAVE IWATEさんを訪問 ツアーメンバー全員で支援物資を届けました。 足りない物はまだまだあるそうです。 ならば、自分にも出来る事はまだありそうです。
全てを失い、ゼロからのスタート。 まだまだ元の生活には程遠く、必要な物は次から次へと増えているそうです。 長く継続する援助が必要だそうです。
夕食時、ツアーメンバーで再会を約束しました。 新たな助け合いの絆の誕生です。 静岡県民として他人事ではない、いつ自分の身に降りかかるか判らない。 実際に体感して考えさせられました。
帰路のバスで眠りながら来月の予定を考えていました。 8月6日発「東北応援団ツアー3」参加決定!!!!
ツアー終了後、Sさんがおっしゃっていた 「今回、現地を訪れ、つくづく感じたことは、やはりその土地に立って、『体感することが何よりも大切だ』ということです!」の言葉を伺い、あらためて感じる心、行動が大切!を痛感させて頂きました。
Sさん、感想レポートありがとうございました。
レイライン添乗員からのツアー報告は、あらためて、近々にご報告させて頂きます。
レイラインでは、引き続き、東北応援団ツアー第3弾! 8/6(土)~9日(火) 第4弾! 8/19(金)~22(月)と参加者募集を行っております。是非、この機会にご参加ください!